ケタ違いの没入感!VRテーマパーク THE VOID

THE VOIDって何?

アメリカを始めてとして各国に順次展開中のVRテーマパークです。現在はニューヨークのマダム・タッソー館、ユタ州のリンドン、カナダのThe Rec Room、ドバイのThe beachで営業をしています。一回あたりのプレイ価格は場所によって異なりますが、概ね25ドル前後です。

どんな会社?

THE VOIDは2015年にKen Bretschneider氏、Curtis Hickman氏、James Jensen氏の三名によって設立された会社です。会社のミッションとして”それが誰であろうと、どこへであろうと、夢でしか見たことがないような仮想世界の冒険へ連れていくこと”を掲げており、これまでにないスケールでのVRテーマパークを企画・経営しています。

何しろVRテーマパークの経営に乗り出した理由が「家庭用より開発と設備の自由度が高く、より没入感の高いVR体験を提供できるから」だそうです。ミッションを本気で達成する気ですね。

そうした点から各テーマパークの物理的なステージもゲームの世界に応じて作られています。プレイするタイトルによってゲームの内容自体はもちろん変化しますが、ステージの設営にも力を注ぐにはきちんとした理由があります。それがRAPTURE Gearです。

専用の超高性能VRギア RAPTURE Gear

このRAPTURE Gearと呼ばれるVRギア使うことで、プレイヤーの視点でVR内の映像を実際のステージと重ねることができるようになっています。VR内の映像と実際のステージの両方から没入感を追求している訳ですね。さらにこのRAPUTREは没入感を高める工夫が随所に施されています。

HMDは視野角180度、4K対応という高精細なヘッドマウントディスプレイです。またステージ内でプレイヤーの位置を感知するセンサーや、プレイヤーの手の動きを感知するセンサーも内蔵されています。

VESTは計22ヶ所のバイブレーションシステムを搭載したベストで、プレイに合わせて振動を感じることが出来ます。VRの映像、物理的なステージへの投影、さらに振動と、五感を刺激して没入感を高めるために出来ることは何でもやるという気合がここでも伝わってきます。

BACKTOPはバックパック型のPCです。こちらもCPUはIntelのCore i7、GPUはNVIDIAのGeForce GTX 980、16GBのメモリと普通のゲーミングPCに匹敵するスペックになっています。背面に大きな冷却用のファンがついており、格好良いデザインに仕上がっています。

RAPTURE GUNも当然のようにバイブレーション内蔵です。ポンプアクションによるコッキング(リロード)や武器選択スイッチがあるほか、BluetoothでRAPTURE VESTと接続出来るようになっています。

Ghostbusters:Dimensionってどんなゲーム?

現在THE VOIDでプレイ出来るのが映画ゴーストバスターズをモチーフにしたゲームです。プレイヤーはゴーストバスターズの世界で、ニューヨーク地下鉄の線路上にあるゴーストの棲家からタイムズスクエアの通りまで、同時にプレイする他のプレイヤーと協力しながら、次々に現れるゴーストを退治してステージクリアを目指す内容になっています。

ゲーム自体は旧作のゴーストバスターズではなく2016年に公開された新作のゴーストバースターをテーマにしているようです。

コメント

THE VOIDの動画や公式サイトを見て作り手の気合をびしびしと感じました。VRテーマパークも第一世代から第二世代へと世代交代の時期に来ている印象です。

以前、東京ジョイポリスのZERO LATENCYをプレイしたことがあるのですが、VRが持つポテンシャルの凄さを感じました。解像度はまだ荒く、振動するベストもなく違和感は多いのですが、それでも脳が現実と錯覚するというか、VR内の場面に反応して恐怖を感じる場面がありました。例えば高所にいる場面のとき、VRだと理解はしていても脳が本能的に「高い場所だ」と反応してしまう感じです。理屈で理解することも、本能的に反応することもどちらも同じ脳の処理なので不思議な感覚なんですが、それが同時に起こります。

THE VOIDには4Kの解像度と振動するベストに銃、VRとリンクする実際のステージまであるとなるともう現実としか認識出来ない気すらしてきます。Ghostbusters以外にも順次ゲームタイトルが拡大していくと思うので、今後に期待大!そして何より各国に展開しているので日本にもぜひ展開して欲しいですね。

via THE VOID