3軸ジンバルZhiyun SmoothQとDJI Osmo Mobileの比較

こんにちは、Tairaです。今まではスマートフォン/アクションカム用の3軸ジンバルというとDJI Osmo mobile一択でしたが、ZhiyunがSmoothQをリリースしたことで選択肢が広がりました。今回はこの2つを取り上げます。

ただOsmo Mobileは実売で33,000円前後、SmoothQは18,000円前後で、本来のクラスで言えばOsmo Mobileのほうがワンランク上なので、Osmo Mobileに優位な比較となっています。

本体の付属品/ケースについて


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Osmo mobileはバッテリー一つ(本体から外せます)、USBケーブル、リストストラップ、布製のキャリーポーチが付属しています。バッテリーには6ヶ月で400回使用の製品保証がついています。

一方のSmoothQはUSBケーブル、保護ケースとケース用ストラップがついています。保護ケースはセミハードケースなので、よりしっかりと本体を保護してくれそうです。

本体について

価格差が反映されており、全体的にOsmo MobileのほうがSmoothQよりもしっかりとした作りです。例えばグリップ部分にゴムが巻かれていたり、形状も握りやすく工夫されています。

対してSmoothQのグリップはむき出しの樹脂製です。すこし滑りやすいので持つ際に少し気をつける必要があります。またOsmo Mobileは親指で操作するボタン部分に傾斜がついていて、操作がしやすくなっています。ボタン自体はどちらもほぼ同じで差はありません。

SmoothQは防滴で、動作温度は-15度から45度までとなっています。一方のOsmo Mobileは5度から40度です。ゲレンデや冬の野外で使う場合はSmoothQのほうが良さそうですね。本体重量はOsmo Mobileがバッテリー込みで490g、SmoothQは400gです。

使用時のセットアップについて

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Osmo MobileとSmoothQのいずれもスマートフォンを挟み込むクレイドルがついています。どちらも基本は同じですが、Osmo Mobileは背面のノブを回すことで幅を調整することができるので使い勝手が良くなっています。

一方SmoothQはスマートフォンを挟む部分はスプリング式で、挟むときはこのスプリングを広げて(結構硬い)押さえながら挟む必要があるので、若干面倒です。

重心のバランスを取る為に調整出来る箇所はどちらのジンバルも同じです。クレイドルをY軸方向に回転させ、水平方向のアームの幅を変え、垂直方向の傾きを変えることでバランスを取ります。ここはあまり差はなさそうです。

バッテリーと充電について

Osmo Mobileは980mAhリポバッテリーを搭載していて、約4時間半の連続使用が出来ます。ゼロから充電すると完了まで約3時間かかります。本体に格納したまま充電可能ですが、もちろん専用充電器もあるので本体がなくても充電できます。

一方でSmoothQはリチウムイオンバッテリーを内蔵していて、約12時間の連続使用が出来ます。また本体にモバイルバッテリーを接続して、モバイルバッテリーから給電しながら使用することも出来ます。内蔵バッテリーをゼロから充電した場合は完了まで約2時間半かかります。ちなみにSmoothQは本体のUSBポートから5V/2000mAの出力が可能なので、スマホを充電することも出来ます。

動作モードについて

SmoothQは3つの動作モードがあります。Pan Followingモード、Lockingモード、Followingモードで、モードボタンを押すことで変更可能です。本体に各モードを表示することは出来ないのですが、アプリを使用すればモードを確認することが出来ます。

一方でOsmo Mobileは4つの動作モードがあります。Upright、Portrait、Underslung(吊り下げ)、Flashlight モードです。Uprightはユーザーが操作をする必要がない自動モードです。Underslungモードはジンバルを逆さまにするモードです。ローアングルからの撮影をしたいときに適しています。Flashlightモードを使うにはUprightモードで使用中に前方に90度回転させます。(懐中電灯で前を照らすように、本体を持てるモードです)Portraitモードは左右に90度回転させることで使用可能になります。(グリップを水平にして使用するモードです)またOsmo mobileはLockモードがあり、動作状況に関係なくそのときの位置でロックすることも出来ます。

まとめ

総合的にはOsmo Mobileのほうが細部の作り込みがしっかりしていて、ジンバル自体の性能も高性能です。価格差が2倍近いので当たり前と言えば当たり前なのですが、ただその一方でSmoothQは上手く機能の割り切りとコストダウンを図っていると思います。またモバイルバッテリーから給電出来たり、逆にSmoothQ自体をモバイルバッテリーをとしてスマートフォンを充電出来たりと創意工夫をしているのは好感が持てます。

どちらにしても手ブレのない滑らかな映像を簡単に撮ることが出来て本体も軽いので、出先に気軽に持っていくことが出来ます。一昔前に比べると機能アップと価格低下がすごい速さで進んでいると思います。いずれミラーレスや一眼用のジンバルも低価格になってくるでしょうし、新製品がどんどん出てくると思うので今後が楽しみです。

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