新興ジンバルメーカーShiningGimbalのJCROBOT S1

日本では、いや世界でもほとんど知名度のない3軸ジンバルメーカーじゃないでしょうか。2017年に中国で設立したばかりの新興のジンバルメーカーです。アクションカム、ドローンに続いて三軸ジンバル市場も雨後の竹の子のように次々と新プレイヤーが登場しています。

ShiningGimbalもその中の一つで、製品はまだこのJCROBOT S1のみ。近くS2が出るようです。S2がどんなモデルなのかは現時点では公式HPには記載はないのですが、ラインナップは順次拡大予定のようです。

どんなジンバル?

アルミ合金のボディに振動型ジャイロとブラシレスモーターを搭載しており、スマートフォンやGoProなどのアクションカムを搭載出来ます。公式サイトには耐荷重の重量の記載はないのですが、恐らく200-300gでS1はZhiyunのSmoothQやDJIのOsmo Mobileと競合するモデルです。バッテリー駆動時間は4-5時間で、満充電は約1.8時間で可能となっています。

via ShingingGimbal

コントローラー部分を見てみると、親指の位置にジンバルの向きを操作するジョイスティックとシャッターボタン、電源ボタンがあります。シャッターボタンはBluetoothでカメラと接続するようです。Amazonで売っている自撮り棒にBluetoothのシャッターボタンがついたものがありますが、あれと同じ仕組みですね。それ以外の基本的な操作はSmoothQなどと同じです。

ユニークな点としてはスライド式のロックスイッチ(LockモードとFollowモードを切り替える)があること、ジンバルの追従スピードを調整するダイヤルスイッチが独立して付いている点です。

Osmo Mobileとの性能比較

ShiningGimbalが自ら”The best gimbal stabilizer for smartphone and actioncameras”とうたっていて、製品の質は相当自信があるようです。実際にOsimo Mobileとの比較動画も公式Youtubeにアップされています。確かにOsmoでは吸収しきれていない細かい振動がS1ではしっかりと吸収されています。

気になるS1の本体価格は169ドルです。SmoothQよりほんの僅かに高い位の価格ですね。性能から考えるとコストパフォーマンスは高いモデルだと思います。

新興ジンバルメーカーについて

こうしたメーカーを見ているとアクションカムで起こったのと同じことが3軸ジンバルにも起こりつつあるように感じます。恐らく中国国内ではセンサーやブラシレスモーター、制御チップなどの部品が多く流通していて、それらを組み立てるだけで3軸ジンバルが作れてしまうのではないでしょうか。とすれば、来年末までに大小問わずジンバルメーカーが一気に増えるはずです。

ジンバルメーカーが増えれば開発競争で製品単価は下がっていくので、ユーザーにとってはジンバルが入手しやすくなると考えています。一万円を切る価格が当たり前になるのも恐らく時間の問題です。いずれちょっと豪華な自撮り棒くらいの位置づけで一気にブーム(か定番の道具)になりそうな気がします。

アクションカムにせよ、ドローンにせよ、ジンバルにせよ中国メーカーはとにかく勢いがあって、見ていて面白いです。日本でもAliexpressやGearbest、Banggood(中国の楽天、Amazonのようなサイト)から値段も送料も安く買うことが出来るのもいいですね。

via ShiningGimbal