こんにちは、Tairaです。今年の3月に開催されたBasel World(時計の見本市)で発表されたDieselのスマートウォッチの新作が発売されました。
Diesel Onって何?
Diesel Onは2016年後半から発売されているディーゼルのスマートウォッチコレクションです。その中に新しくFull Guard(DZT2002)が追加されました。
Quoted from AndroidHeadlines.com
先代モデルにあたるDiesel On Hybridは既存の時計にスマートフォン連動機能を搭載したという印象が強く、スマートフォンの着信やメール受信をバイブレーションで通知したり、カメラのシャッターをリモートで操作することが出来るものだったのですが、今回のFull GuardはAndroid Wear 2.0対応となり、見た目もずっとスマートウォッチらしくなっています。
Android Wearって何?
Android WearはGoogleのスマートウォッチOSで、最新バージョンが今年の2月に発表された2.0です。電話をかけたりメールの返信をしたり、文字盤の表示をスワイプひとつで変更することができ、またスマートウォッチ単体でWi-Fi経由もしくはSIMスロットが内蔵されているスマートウォッチなら携帯のネットワーク経由でインターネットに繋ぐことができます。さらにGoogle Playストアからアプリをダウンロードすることも可能になりました(iPhoneユーザーには助かる仕様ですね)。ハードウェアが対応していればAndroid Payも可能で、例の「OK, Google」も使えます。
Full Guardについて
OSには上記のAndroid Wear 2.0、SoCにはSnapdragon Wear 2100を搭載し、連動するスマートフォンはAndroidとiPhoneの両方に対応しています。もちろんFull Guard単体でも動作可能です。
腕時計部分もフェイスやバンドなどをカスタムすることが出来るようになっています。ベゼルのはサイズは48mmで(一般的な腕時計のサイズです)、バンドはレザーバンドがブラウンとブラック、メタルバンドがゴールド、ブラックの各二色です。iPhone7と同じIP67相当の防水性能(水中に浸漬しても有害な影響を受けない)を持っています。値段はブラウンレザーモデルで325ドルです。
Quoted from AndroidHeadline.com
On Guardは9月1日から開催されるIFA2017(国際コンシューマエレクトロニクス展示会)で展示される予定です。
Dieselらしい無骨さはあるものの、比較的落ち着きのあるデザインで液晶も大きいので使いやすいそうです。スマホメーカー、腕時計ブランド、ファッションブランドと各所から続々とスマートウォッチがリリースされていますが、単にスマホと連携出来るだけというものも多いので、そうしたライトなスマートウォッチと今回のAndroid Wearのような本格OSを搭載したヘビーなスマートウォッチのどちらがメジャーになるのか(スマートウォッチそのものもがメジャーになるのかどうかも含めて)まだまだわからないですね。
また新しい情報があれば記事にしたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。
Source:AndroidHeadline.com