こんにちは、HIRAです。G3 Duoを発表したGitupですが、さらに新モデルも発表しました。GoProライクなG3 Duoとは異なりスリムな形状をしたF1です。
目次
F1ってどんなカメラ?
from Gitup
SonyのExmor Rを搭載したGitup初のネイティブ4Kアクションカムです。WiFiも5.8Gと2.4Gのデュアルバンド対応となっています。従来からGitupの手ブレ補正機能は高い評価を得ていますが、さらに暗所での手ブレ補正性能を向上させてきました。
イメージセンサーとチップセットについて
チップセットはAmbarella A12となっています。搭載するSonyのセンサーはIMX317です。最近の製品だとOnePlusのフラグシップスマートフォンOnePlus5に搭載されています。センサーの変更は特に暗所での画質向上に貢献しているようです。正直なところGit2は暗所では画質が途端に低下してノイジーになってしまうのがかなり気になったので嬉しい改善です。動画としては4K、写真は8MPで撮影可能となっています。
価格について
公式サイトで129ドルです。ちなみにG3 DuoもF1と同じ129ドルです。性能的には一短一長なので(イメージセンサーはG3 Duo、チップセットはF1のほうが高性能でネイティブ4K撮影可能)目的に合わせて使い分けて欲しいということでしょうか。
Wi-Fiについて
5.8Gと2.4Gのデュアルバンドとなったことで動画の転送スピードが大幅に改善しました。またAV OutとPWM(パルス変調信号)を搭載したことでドローンのFPV用カメラとして使用することも出来るようになりました。F1は動画確認用のディスプレイがいさぎよく取り払われていることからも、Gitupはドローン等で活用して欲しいと考えているのかもしれません。
マウント/ハウジングについて
from Gitup
スライド式のマウントが付属するようです。自転車のハンドル等に簡単に固定出来そうです。ただ一方でF1の紹介ページには防水ハウジングの写真やコメントは一切ありませんでした。今のところオプションとしては用意されていないようです。もちろん今後ラインナップに追加される可能性もありますが、これもG3 Duoとの凄み分けでしょうか。
F1のスペック
チップセット | Ambarella A12S75 |
イメージセンサー | Sony IMX317 |
視野角 | 160° |
LCDディスプレイ | OLEDスクリーン |
動画解像度 | 4K: 3840 x 2160p(16:9)30fps 2.7K: 2880 x 2160p(4:3) 30fps 1440p: 2560 x 14440P 60/30fps 1080p: 1920 × 1080P 120/60/30fps 720p: 1280 × 720P 240/120fps |
写真 | 8MP |
マイク | 内蔵マイク、モノラルスピーカー |
ビデオ出力 | MiniUSB |
WiFi | 内蔵 |
Bluetooth | 内蔵 |
リモコン | あり(オプション) |
対応ストレージ | MicroSD(Class 10/UHS-1)128GBまで |
バッテリー | 1010mAh |
重量&サイズ | 重さ:68g サイズ: 82*41.5*23mm |
スタンダードなG3 Duo(といっても外付けデュアルカメラ対応)をラインナップしつつ、他社にない形状のアクションカムをリリースしたことで、独自性を出そうとしているGitupの姿勢に好感を持ちました。強いて言えばライバルはGoProのSessionかもしれません。まだYoutubeにはF1で撮影した動画は見つからないので、レビュー動画を楽しみにしたいと思います。
source: Gitup