こんにちは、HIRAです。今回はSony IMX117センサー&Ambarella A12チップ搭載アクションカムのまとめです。IMX117はGoProHERO4に搭載されているイメージセンサーで、画質は折り紙付きです。最近センサーの値段が下がってきたのか、IMX117を搭載する中国製アクションカムが増えて来ました。今回は同じく性能に定評があるAmbarella A12チップセットとの組み合わせで価格が150ドル~200ドル程度のアクションカムの(一部)まとめです。同じハード構成のアクションカムなので、性能は基本的には横ばいですが、手ブレ補正の効果などで各社に細かい差が出ています。
目次
SJCAM SJ7 Star
Quoted from SJCAMHD.com
SJ7 Starについて
日本でもSJ4000で一気に有名になったSJCAMですが、ここに来てプレミアム路線にシフトして来ました。他社のアクションカムよりやや高価ですが、SJ7Starのボディはアルミ合金製、マット感のある仕上げで高級感のある作りになっています。ふちの部分もカーブカットされていて手に馴染むようになっていますね。そして唯一のタッチスクリーン搭載です。カラーはローズゴールド、シルバー、マットブラックの三色です。
今やどのアクションカムでも出来て当たり前ではありますが、SJCAMZoneというアプリを使用してスマホから操作出来るようになっています。ヘルメットに固定しているとスタートボタンを押すのも大変なので必須ですね。もちろん外部マイクにも対応しています。値段はGearbestで約182ドルです。
SJ7 Starのスペック
イメージセンサー:Sony IMX117 1/2.” CMOS
チップセット:Ambarella AS12S75
液晶ディスプレイ:2インチ TFTタッチスクリーン
リモートコントロール:あり(Bluetooth)
WiFi:あり
GPS:なし
Bluetooth:あり
外部マイク:あり(miniUSB)
手ブレ補正:電子手ブレ補正
防水性能:40m(ハウジング使用時)
カメラ画素数:12MP
ビデオ解像度:4K@30fps/2K@60fps/1080p@120fps/720p@240fps
視野角:160度
バッテリー:1000mAh
アプリ:SJCAMZone(iOS/Android)
公式サイト:SJCAMHD.com(英語)※SJCAMジャパンにはSJ7Star情報は載っていませんでした。
Andoer AN7000
Quoted from andoer.com
AN7000について
日本のAmazonでもAndoerのカメラ製品が多数買えるので、日本ではSJCamと並んで有名かもしれません。AN7000は手ブレ補正性能の評価が高く、同じく手ブレ補正が高く評価されていたGit2と同じくらいの補正効果があると評されています。記事内の他の機種と比較して値段と性能のバランスが良い機種だと思います。
性能面では4Kで59Mb/sと高ビットレートの録画が可能で、バッテリーの実稼働時間は1時間20分程です。ほぼ同じ性能で外部マイクに対応したAN8000もラインナップされています。AN7000の値段はTomtopで約130ドルです。
AN7000のスペック
イメージセンサー:Sony IMX117 1/2.” CMOS
チップセット:Ambarella AS12S75
液晶ディスプレイ:2インチ
リモートコントロール:あり(Bluetooth)
WiFi:あり
GPS:なし
Bluetooth:あり
外部マイク:なし(AN8000はあり)
手ブレ補正:電子手ブレ補正
防水性能:60m(ハウジング使用時)
カメラ画素数:16MP
ビデオ解像度:4K@30fps/2K@60fps/1080p@120fps/720p@240fps
視野角:166度
バッテリー:1050mAh
アプリ:Andoer Camera(iOS/Android)
公式サイト:andoer.com(英語)
ThiEYE T5e
Quoted from thieye.com
T5eについて
今回紹介するカメラの中で最も低価格なのでコストパフォーマンスを重視するならT5eが良さそうです。基本的には画質も他機種と同じなのですが、手ブレ補正に関してはもうちょっと頑張って欲しい印象です。悪いわけではないのですが、A7000等と比べるとややブレが残っています。初期モデルは外部マイクはサポートしてませんでしたが、後期モデルから外部マイクが使えるようになっています。(側面に2.5mmの端子が追加されています。一般的な3.5mmのマイクを使うには変換アダプタが必要です)値段はGearbestで約115ドル。
T5eのスペック
イメージセンサー:Sony IMX117 1/2.” CMOS
チップセット:Ambarella AS12S75
液晶ディスプレイ:2インチ
リモートコントロール:あり(Bluetooth)
WiFi:あり
GPS:なし
Bluetooth:あり
外部マイク:あり(2.5mm端子)
手ブレ補正:電子手ブレ補正
防水性能:60m(ハウジング使用時)
カメラ画素数:12MP
ビデオ解像度:4K@30fps/2K@60fps/1080p@120fps/720p@240fps
視野角:170度
バッテリー:1100mAh
アプリ:ThiEYE HD(iOS/Android)
公式サイト:ThiEYE(英語)
Hawkeye Firefly8S
Firefly8Sについて
Hawkeyeというメーカーのアクションカムで、同社はFireflyシリーズを数年前からリリースしています。ユーザー数も多く(Youtubeで多数動画が公開されています)、新製品も定期的にリリースしているメーカーなのですが、公式サイトは見つかりませんでした。作ってないということはないと思うのですが…。見つかったら追記します。
6軸ジャイロの手ブレ補正はかなり優秀です。XiaomiのYIと比較して細かい振動がキレイに吸収されています。バッテリー容量は1200mAhと大容量で実稼働時間は1時間半ほど。外部マイクもサポートしています。値段はGearbestで約140ドルです。
Firefly8Sのスペック
イメージセンサー:Sony IMX117 1/2.” CMOS
チップセット:Ambarella AS12S75
液晶ディスプレイ:2インチ
リモートコントロール:あり(Bluetooth)
WiFi:あり
GPS:なし
Bluetooth:あり
外部マイク:あり(mini USB)
手ブレ補正:6軸ジャイロ電子手ブレ補正
防水性能:30m(ハウジング使用時)
カメラ画素数:12MP
ビデオ解像度:4K@30fps/2K@60fps/1080p@120fps/720p@240fps
視野角:170度(90度モデルもあり)
バッテリー:1200mAh
アプリ:FireflyCam(iOS/Android)
公式サイト:なし
IMX117&A12という構成のアクションカムはまだ沢山あるのでまた書こうと思います。高画質のカメラがどんどん安くなっているので嬉しい限りです。記事をお読みいただきありがとうございました。